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結婚式ムービーの作り方 前編2018.04.23
結婚式の映像を作って生業にしたいと思うのなら、まず自分が作ろうとするものの方向性、コンセプトを最初に決める必要があります。

もしこれを曖昧にしたまま続けた場合、必ず行き詰り、長くは続かずに消えていくでしょう。

浅く広くいきたい、もしくはただの副業としてアルバイト感覚でやりたいと思っているのなら、このようなことを考える必要はないでしょう。

このニッチな分野で生き残り、少しでも頭角を現したい、上を目指して上達したいと思うのならコンセプトは必要不可欠です。

ここで言うコンセプトとはつまり作者の想い、すなわち「映像で何を表現し、何を伝えたいのか」です。

感動させたいのか、笑わせたいのか、和ませたいのか、思い出させたいのか、共感させたいのか、実感させたいのか。

コンセプトはモノを作る上でのコアの部分であり、これが欠損していると主題がブレてしまい、中途半端で薄っぺらい「どこかで見たような」モノを撒き散らかすだけになります。

コンセプトを考える上で、自分達の作るものがどういったカタチで社会の役に立つのかを常に考え、我々の職業の立ち位置を自覚しておく必要があるでしょう。

我々が作るものは、クライアントがお金を出して買ってくれて初めてビジネスとして成り立ちます。

逆に言えば、クライアントがいなければ我々の仕事は成立しません。そんなことは当たり前だろ、と思うかもしれませんが、忘れている人も多いのが事実だと思います。

「そのコンセプトはクライアントのニーズに本当に合致しているのか?」を常に考えておかなければなりません。